選手の移籍にビットコインでベットできるブックメーカーの内容

ブックメーカーは、アメリカやヨーロッパの賭け屋のことで、賭け率を提示して投票を募るという日本のノミ屋の行為とサービス内容は類似しています。ただし、政府から公認されているためにオープンに行われていることと、賭けの対象が非常に多様という点が決定的に違っています。たとえば、メジャーリーグやプレミアリーグの結果だけではなく、選手の移籍先もブッキングの対象となります。

なお、日本ではノミ行為はもちろんのこと、公営以外のギャンブルは禁止されており、プロ野球選手の移籍先を賭けの対象として投票を募った場合は、主催者と購入者の両方が処罰されてしまいます。しかし、海外のブックメーカーを利用した場合は、このように処罰されることはありません。これは、海外旅行の際にカジノで遊んでも捕まらないのと同じで、国内法を外国の業者に適用できない以上は、利用者だけに責任を負わすようなことは出来ないからです。

また、ブックメーカーはインターネットが普及して以降は、海外向けのサービスにも力を入れており、日本語対応のサイトも増加しています。さらに、クレジットカードによる入出金やビットコインによるベットが可能など、ハード面での進化も急ピッチで進められています。